こどもの定期検診
お子さんの定期検診は、むし歯の早期発見や歯並びの異常、フッ素などの予防処置などを目的に行なうものです。
特にこどものむし歯は広がりやすく、症状が出にくいため、むし歯が大きくなっていても本人もお母さんも気づきません。気づいた時には麻酔をしての治療が避けられないなどもよくある事です。
また、こどもの歯(乳歯)や生えたての永久歯は軟らかく、むし歯ができやすいのですが、その分フッ素を歯に取り込みやすく、フッ素での予防効果が期待できます。
小学生になると、永久歯への生え変わりなどの大きな変化があるため、歯並びの異常に関しても早期に発見して適正な処置を行なうことで、矯正治療を行なわなくてもよい場合があります。歯並びの異常に関しては早期からの矯正治療(小児矯正)を行なえば、永久歯を抜歯せずに歯をきれいに並べる事ができます。
このようなことから、こどもの定期検診は4ヶ月毎が適正と考えられます。
お子さんに歯並びのきれいなむし歯のないお口を作ってあげれるように、頑張ってあげて下さい。