過剰歯について
過剰歯について
今回は以前の「歯の学校」で、少し出てきた過剰歯という余分な歯についてのお話です。
過剰歯は、本来永久歯が32本なのに間違って多く歯が作られてしまってできる歯の事を言います。過剰歯のほとんどは、上あごの前歯のあたりにできるので、上の前歯の歯並びに大きく影響します。
そのため、過剰歯は抜歯した方が良いのですが、そのタイミングが非常に重要です。あごの骨の中にあるので、歯ぐきをめくって骨の中から削り出さないといけない場合もありますが、待っていると生えて来て、簡単に抜ける事があるからです。
小さいお子さんに無駄な負担を強いない方がいいですね。
また、全く歯並びに影響しない場合は、抜かなくてもいいので、過剰歯があるからと言って不安にならないようにして下さいね。