甘いおやつとむし歯の関係 2
甘いおやつとむし歯の関係 2
以前お話した「甘いおやつとむし歯の関係」で、甘い物の量ではなく、食べる回数がむし歯と関係するというお話の続きです。
例えば、外出先や仕事場、家の中で、アメやチョコ、グミなど食べたり、ジュースを一口飲んでも、歯磨きやうがいをする人はいないですよね。
口の中では、たとえ歯磨きをしなくても、唾液が絶えず流れ出し、口の中をきれいにしてくれているのです。
でも、唾液が口の中をきれいにしてくれるまでの間はむし歯が作られる時間帯となってしまいます。
唾液が口の中をきれいに元の状態に戻すのに、食べ物の種類にもよりますが、およそ30分〜1時間と考えられています。
アメやチョコなどの甘いおやつをちょこちょこ食べていると言う事はいつまでたっても口の中がむし歯の環境から抜け出せないのです。
仕事場で加糖のコーヒーを飲んでいる方、外出中にチョコやアメなどを持って行っている方、スポーツしながら、糖分の入ったスポーツドリンクをちょこちょこ飲んでいる方などは要注意です。
当院では、そのようなおやつの食べ方の指導なども行なっています。他の種類のおやつに変えられないか?欲しがるお子さんにどう対処したらいいか?一緒に考えていけたらいいですね。