歯の溝のむし歯予防
むし歯のできやすい場所の1つの歯の溝のむし歯についてのお話です。
歯はツルツルした面がほとんどですが、歯の噛み合わせる面には溝があります。
溝の一番深い部分には歯ブラシの毛先は入っていく事ができないので、むし歯になりやすくなってしまうのです。
歯の溝のむし歯は、その歯が生えてから3年ぐらいがむし歯になりやすく、年月が経つにつれてむし歯になりにくくなっていきます。
ですので、このタイプのむし歯は小学生から高校生によくできてしまいます。
また、親知らずは20才頃に生えてくるので、親知らずの溝にむし歯が多くできるのは20才代です。
このようなむし歯の予防には、歯磨きを徹底する事が一番大事です。フッ素はあまり効果的ではありませんが、シーラント処置が特に効果的ですので、ちゃんと磨ける自信のない方は、是非やっておかれたらいいかと思います。